タム-ぐるみ
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犬種 MIX
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生年月日 1995.3.5〜2005.3.17
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毛の量 40g(一部羊毛使用)
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大きさ 長さ15cm
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ポーズ 伏せ
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Cruella's eye |
タム-ぐるみは、このコーナー2度目の登場です。 昨年末に製作したばかりなのにどうしたんだろうと思ったら、タム君は3月17日に天国へ…。 エル-ぐるみで紹介したアメコカのエル君と同じ、あの憎い憎い病気でした…。
最後のタム-ぐるみは、野原でパパと一緒に気持ち良さそうに寝ているポーズになりました。 たっぷり歩いてお弁当を食べて、パパがうとうとし始めたら、 タム君も一緒になって寝てしまったんですって。幸せを切り取ったような写真ですね。 左前足の上に顎をちょこんと載せて眠るのは、タム君お決まりのリラックスポーズです。
製作中に気が付いたことがありました。 前回も今回もタム君の毛の中に、キラキラとした赤い細い繊維が紛れ込んでいたのです。 タム君ご愛用の敷物か何かの繊維かと思い、ママに伺いましたら、やっぱりそうでした。 タム君にはお気に入りの赤いモヘアの毛布があったのだそうです。 最初はパパの足元用の毛布だったのを、タム君が家にやって来たその日から気に入り、 冬はいつもパパと取り合うようにしていたんだそうです。もちろん最後はタム君に譲ってあげて。 冗談で、旅立ちの時は棺桶に敷いてあげると言っていたのが、本当になったと仰っていました。 タム君、天国でお気に入りの毛布を敷き、お得意のポーズでゆっくり休んでいるんでしょうね。 いや、天国ではなく、きっとリビングの片隅で、今でもパパやママと一緒にいるに違いありません。 美味しい物を食べたり、フリスビーをジャンピングキャッチしたりする夢を見ながら…。
眠るタム-ぐるみについて、ママがこんな感想を下さいました。 「今気がついたのですが、初代タムぐるみと眠るタムぐるみの到着、そのほぼ中間地点で タムの旅立ちがあったことになります。だからなのでしょうか・・・ 初代タムぐるみは元気一杯のタムそのもの。 眠るタムぐるみは、悲しさと結びついた深い深い愛しさがあるように思います。」 ママは製作途中、クルエラとのメールのやりとりの中で、タム君の色々な思い出や、 タム君を失った深い悲しみを、美しい言葉で沢山綴って下さいました。 それは、グレースを失ったクルエラの心にもジーンと沁みました…。 タム-ぐるみの中には、そんなママのタム君への想いが込められているのです。
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記入日時 2005/06/17/15:23:50
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