乳首はどこに・・・の巻 by でめきんとと  2006/6/23


これは、キリちゃん(ゴールデン・♀)と暮らす、でめきんととさんのある日の日記です。


2004年11月17日(水)

いつだったか、キリが来てすぐの事。
おっぱいを虫に刺されたらしく赤く腫れた事があった。
一番下の左右1ケづつ。
キリのおっぱいは左右6ケづつ、計12ケある。
赤ちゃんができても全部のおっぱいが機能するとも限らないので、
沢山あることはイイ事だと喜んでいた。
ところが、赤く腫れたおっぱいが治ってみたらとんでもない事が起きていた。
なっ、なんとぉーっ、一番下の左右1ケづつ計2ケの乳首がないのだ。
《えーっ!そんなはずはない!!キリが来た当初は確かに乳首は存在していた。》
乳首どこにいっちゃったのー?!



結局、虫に刺された後かゆくて自分の歯で食いちぎってしまったらしいと判断。
一番重要な下のおっぱいを失くしてしまったのだった。
母はすっごいショックで一時期は立ち直れずにいたが、
今では失くなってしまったものは仕方ないのであきらめる事にした。
そしてキリには素敵なチャームポイントができた。




乳首がふたつ無くなっても、
全然気にしていない様子のキリちゃん。
だってあと10個残ってるし〜。」と、
あくまでもプラス思考です。
後ろを振り返らないその考え方は、
失った乳首をチャームポイントとしてとらえる
でめきんととさん譲りとも言えるでしょう。
似た者親子とも言えますね。
どちらかひとりは、少し後ろを振り返った方が
安全なような気もしますが。


キリちゃんのプラス思考を見習いたい方は↓へ。
Santa & Kiri's Diary
 

衝撃です。
自分で自分の乳首を噛み千切るなんて、
可愛いキリちゃんだから笑い話になるものの、
これが人間だったら・・・と思うと、身震いせずにはいられません。
確実に猟奇的事件として取り扱われた事でしょう。

キリちゃん。
体にある何の為に付いてるかわからないポッチだけど、
体に付いてるものでいらないものはないんだよ。
いくら痒くたって、ポッチを勝手にとっちゃダメなの。
わかった?
ま、キリちゃんもその後成長し、
ポッチも多少大きくなって、
そう簡単には噛み千切れなくなってはいるだろうけど。
それと、わからない内にポッチがすごく大きくなっていたら、
それは望まぬ妊娠です。
気を付けてね。

 by クルエラ

キリちゃんは、でめきんととさんのshop
わんこもの Santa & Kiri」の看板犬をしています。
手作りモノやワンコのお洋服、リードにカラー、フード、
おもちゃなどを販売していますが、キリちゃんの笑顔は無料です。
shopは、埼玉県鴻巣市のダンススタジオ
Studio Bee'」内にあります。情報はこちらから↓。

ももんがさん(でめきんととさんのお姉さま)とMダックスチームの
賑やかなHPです。



ニコラ花をめでる・・・の巻 by コニー  2006/4/23

ニコラがパピーの頃のお散歩での出来事です。
  ちょうど今頃の季節でお花があちらこちらで咲き乱れ、
  楽しいお散歩の日々を送っておりました。
  お散歩中は、コミュニケーションを深めるために、
  よくニコラに話しかけておりました。
  
  ご近所のガーデニングに力を入れているお宅の前を通りかかると、
  ぐる〜と家並みを縁取るように、美しく花々が咲き乱れておりました。
  お玄関先には、一輪のラッパ水仙が、それはきれいに咲き誇っておりました。
  ニコラに、「お花が咲いている〜いい香り?」と話しかけると、突然に

 Oh my dog!



  パクっとニコラは花の部分だけを食べてしまったのです。
  そこには、緑の葉だけが残り、主を失ってしまったかのような風情で、
  一瞬にしてただの草むらと化してしまっていたのでした。



ボールを2個咥え、得意げなニコラ君。
こんな芸当が出来るなら、
花をぱくっと食べるなんて朝飯前。
ラッパ水仙どころか、ヒマワリでさえ、
一口でいけるかもしれません。
この夏が楽しみです。
 

これは、ニコラ(黒ラブ・♂)のママ、コニーさんから頂いた、
春らしくほのぼのとしたプチOh my dog!です。

花をめでると言う行為は、人間にしか出来ない行為なのでしょうか?

春うららかな日の愛犬とのお散歩。
そこかしこに咲き乱れる花々を眺めつつ、
愛犬と語らいながら歩く。
犬飼いであればこそのささやかな幸せ。
と暮らすことは、季節をより強く感じることでもあります。

ニコラ君もコニーさんと一緒に季節を感じたかったのでしょう。
もっともっと春を楽しみたかったに違いありません。
がっ、ニコラ君の花をめでると言う行為は、
一瞬にして春を荒涼とした季節へと変えてしまいました。
その寒々とした空気は、コニーさんの心のみならず
身体一杯に広がったことでしょう。
ある意味、違う季節を感じさせてくれたとも言えますね。

 by クルエラ


ニコラ君と一緒に季節を感じたい方はこちらへ↓
NicolaとConnieとBitの日記
ニコラ君の楽しそうな顔を見たら、
無性にお散歩に行きたくなること間違いなし。



犯人は誰だの巻 by バディキュン  2006/1/12

これはバディー君(ゴールデン・♂)とジージョちゃん(ボーダーコリー・♀)のママ、
バディキュンさんから寄せられた、ある日の事件簿です。


夕べは父ちゃんの方が早く帰宅した。
ダレダァァァ〜〜〜(`ヘ´)
の声で、バディーおろおろ。
だってさ、焼き海苔50枚入りのビニール袋がちぎれまくり、
(まだ、2枚しか使っていない、封を開けたばかりの物)
海苔はというと、カス一つ残らず、綺麗さっぱり。。。。。。

流し台の横に出しっぱなしにしたバディキュンもいけないんだろうけど。
さて、犯人??




今朝、はっきり犯人の動かぬ証拠が出てきました。
朝一番のウ○チ!!
バディーは、いつのもとっても良い色の元気なブツ!!
で〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!
ジーのは、桃屋のごはんですよ、知ってる??
そうそう、あの海苔の佃煮。
そうなのです、ジーの尻から、ごはんですよが、にゅる〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜って。



焼き海苔をみごとに一晩で、ごはんですよに作り替えました〜〜。
   


「夕べの現場の写真と、今、冷蔵庫から取り出したごはんですよも、撮りました。
ごはんですよの中身は、本物のごはんですよです。まさか、ジーのを保存するわけありません。
                                   写真&コメント by バディキュンさん

そうなんです。
50枚分、全部ジーが食ったのです。
ジーが先に取ったなら、絶対にバディーは横取りできないので
バディーは、1枚たりとも食べてません。
みんなバディーが犯人と決めつけていて。
あ〜ん(T.T)なんて可哀想なバディ〜。。。。。。。。



富士山をバックに、晴々とした笑顔を見せるふたり。
お正月にふさわしい日本一の笑顔です。

普段は仲良し兄妹ですが、とかく食べ物に関しては
ジージョの方が強気
女の強さを日々実感しているバディーです。

そんな日常生活が引き金になったのか、
突然、女装趣味に走ってしまったバディーは、
「2005年度ラサアプソ杯ヘアコンテスト」で、
ゴリエならぬバディエに変身
見事ボンボンママ大賞を受賞!
更には、親友テト坊とチームを組んで、
叶兄弟にも変身
敢闘賞ゲットと言うW受賞の快挙を成し遂げました!

セクシーに変身したバディーを見たい方は↓をクリック。

叶兄弟はどんな願いも叶えてくれるともっぱらの噂。
写真を見たら10秒以内に願い事を唱えるべし。


バディーはゴールデンの名に恥じず、
かなりの食いしん坊。
過去には相当やらかしているそうで、巷では、
陰のオーマイドッグキング」と呼ばれているほどです。
バディキュン家で盗み食い事件が発生したと聞けば、
10人中10人がバディーを犯人だと疑っても、
無理はありません。
もちろんクルエラも、この話を読み始めた時は、
バディーを犯人だと信じて疑いませんでした。

が、真犯人は、疑われてオドオドしている
人の良い、いや犬の良いバディーの隣で、
ひとりほくそえんでいたのです。
この時点では、完全犯罪を成し遂げたと、
確信していたことでしょう。
現場を押さえられなければこっちのものだと…。
どうせパパもママも、
お兄ちゃんを疑うのに決まっているのだからと…。

しかし、犯人よ!
肝心なことを忘れていたようだね。
食べれば、必ず出さなければならないことを。
そして、君達犬の場合、
出したものは確実に人間の目に触れる運命にあることを。
まさか自分が「ごはんですよ」を作っていたとは、
予想だにしなかったに違いない。

ふふ・・・甘かったね・・・ジージョ
カチャ(手錠の音)。

by クルエラ



八ヶ岳首くくりの家の巻 by スケ母  2005/10/31

紅葉の綺麗な八ヶ岳に遊びに来ない?」
ワンコ仲間のノエルママに言われ、私と助六はホイホイと誘いに乗ったのです。

お山は誘い文句通りに紅やオレンジ・黄色に染まった木々で覆われ、
私たちは美しい日本のを満喫しました。



早朝の山の散策を終え、
「お腹空いたね〜朝ごはん食べようねー。」と準備に勤しむオンナ二人。
残った男共とワンコ三匹はテラスにて談笑していました。
があ!
一匹だけ異様に騒いでいる。
嫌な予感にチラと覗くと案の定、うちのスケだ!
朝飯のベーコンと目玉焼きの匂いに異常な執着を見せ(お前はさっき朝飯を食ったはずだ!)
テーブルに乗り上がるほどの興奮状態である。

「すみませ〜ん!繋いじゃってくださーい。」
私の声でノエルの父さんがスケをテラスの枠にリードで繋いでくれた。
しかし、ヤツは相変わらず騒ぎまくっている。
テラスの枠木をぶっ壊すような勢いである。

あまりの凄さにちょっと心配であったが、まあ壊すこともないだろうと、
私はそのまま作業に戻ろうとしたその時!!

ひゃん」の声と共にスケが姿を消したのです!

Oh my dog!
なんと、ヤツはテラスの枠の隙間から滑り落ち、そのまま宙吊り状態
(ちなみにテラスは1.5メートルくらいの高さがあります。)
スケ自身の重みで(約34kg)でリードがピンと張り、もろ、その状態でした。
ノエル父さんがすぐに下に回りこみ抱えてくれたおかげで、スケは命拾いしましたが、
オンナ二人だけだったらと思うとぞっとします。



みなさま。
隙間のあるテラスに可愛い愛犬を繋ぐのは止めましょう。
特にデカイのは。
たいへん、危ないです。
本当です。
って、その前に食い意地を直せよって話である。



この時点では能天気に日本の秋を楽しむ助六
一歩間違えばあの世行きになるところだったとは、
全く知る由もありません。

この話の後書きで、スケ母さんはこう語っています。
「後日談として、笑って話していますが、
その時のスケ母は、
かなりのパニック状態であまり記憶がありません。
本当に恐かったんだよう〜。」
お気持ち十二分にお察し致します。

秋の夕日に照る山もみじ。濃いも薄いも数ある中に。
あれ、金色の巨大な葉っぱが今にも落ちそう・・・
と思ったら、愛する助六。
とんだもみじ狩りならぬゴールデン狩りになりましたな。


これは、助六君(ゴールデン・♂)のママ、
スケ母さんから頂いたお話です。

最初、この話のタイトルを見た時、
八ヶ岳の山奥にある古い御屋敷で、
血縁やら愛憎やらがドロドロに絡み合った果てに、
首をくくった女の亡霊を見た…的な、
横溝正史の小説のような恐ろしい話かと思ったのです。
が、現実は想像を遥かに超えていました。
これ以上恐ろしい話があるでしょうか。

考えたくもありませんが、もし運悪く
ノエル父さんの救出が間に合わなかったとしたら…。
助六君は、愛するママの心に、
思わぬ事故で愛犬を失うと言う深い痛手を与えたと共に、
食欲と引換えに命を失った
と言う刻印を押されたまま、一生を終えたことになります。
そんな事にならなくて本当によかった。
神に感謝せずにはいられません。

ま、残念ながら、
食欲と引換えに命を失いそうになった
と言う事にはなってしまいましたが。

by クルエラ



フック親分の仕返しの巻 by フックママ  2005/7/20

時々、中坊の息子が、フックを散歩に連れ出してくれますが、
フックと違って、毎日が穏やかで楽しいことばかりでなかったある日。
河川敷でボール遊びをしたら、フックが全く言うことを聞かなくて、
その日の辛かった出来事と重なったのでしょう。
「こんな馬鹿いない。頭に来た。」と言いながら帰ってきた日があったのです。

次の月曜日、いつもはまかせっきりで、めったに子供部屋に入ることがなくなっていたのに、
その日は、まるで呼ばれるように子供部屋に入ったら、
息子のお気に入りの絨毯のど真ん中に、でっかい茶色の小山が出現。
私は、何かと思って鼻を近づけて、がぁぁぁ〜ん。
Oh my dog!



朝の散歩で、普通サイズのウ○チしたのに、根性で搾り出したに違いないほどの量。
フックを呼びつけると、恐る恐る、上がってきた。
「これ アンタ?」
「どうだ、でっかいだろう。」
謝ると言うより、自慢げ。
頭をぐりぐりしながら、「なんで、こんなことするのよ〜。」
「兄貴は昨日、オイラをぶん殴ったから、報復した。かあちゃん、どうだっ
確かに、お前が考えた中では、一番の仕返しだったろうと思うよ。
でも、息子が帰ってくる前に、何事もなかったことにしなければ。

ウンを取り除いても、匂いは無理。
どうしようもなくなった私は、ウン付きの絨毯をはがし、物置に隠して、息子には
「気分転換に買い換えようと思って、はがしといた。」
これで、血を見る事態に発展することはなくなった。
疲れたのは、私だけ。
家庭の平和を守るための努力よ、と自分に言い聞かせ、
でも、あまりのショックで、その日はパパにも言う気になれなかった。

そして、叱られないことがわかったフックは、その晩息子のベッドで一緒に寝たんだぞ〜。
これが、フックの怖いところ。息子は、手玉に取られている。
いつも一緒の、私から学んだことかな?
とにかく、フックは生まれながらにやくざなんだよ。
お前が、人間でなくて良かった。


お茶目さんなフック君

やくざな犬なフック君


大滝秀治なフック君

これはゴールデンのフック君のママから頂いたお話です。

7歳のフック君と、中学生の息子さん。
家庭内では微妙な力関係かもしれません。
もちろん群れの順位としては息子さんが上でしょうが、
フック君からすれば、親しい兄弟分位の気持ちでしょうから、
学校で面白くない事があったからと言って、
馬鹿犬呼ばわりされたらたまりません。
ましてや、皆から親分と呼ばれているフック君です。
筋を通したくなる気持ちもわかります。

が、脱糞と言う報復方法はいかがなものか?
もっとスマートな方法はなかったのか?
名実ともに汚い手と言っても良いでしょう。

そして、なんと言ってもエライのはフックママです。
愛息と愛犬の仁義なき戦いを避ける為、
全てを胸の中にしまい、後始末をするママ。
ひとりで絨毯を剥がすのは大変だったでしょうに。
ママの努力があってこそ、
フック君と息子さんは一緒のベッドで寝る事が出来たのです。

親分、姉御に感謝せなあかんぜよ(岩下志麻風に)

by クルエラ
フックママがクルエラにこんな質問を。
「クルエラさん、普段おとなしくてもやくざな犬と、
普段お茶目さんと、どっちを選ぶ?」

う〜ん、やっぱクルエラは普段お茶目さんを選びます。
やくざは何をしでかすかわかりませんからねぇ。
そして、wanko界の菅原文太を狙っていたのに、
大滝秀治になってしまったフック君にも、
捨てがたい魅力を感じます。
大親分の貫禄ですな。



悲劇麻酔なしでお腹を縫われたメイ・・・の巻 by woof  2005/7/8

メイが5歳の晩夏の頃の出来事です。
いつもは物を咥えるのは得意でないメイが、
しきりにお気に入りの骨型おもちゃを持ち歩いていました。
移動しては顎の下に置き、おもちゃを咥えながら
誰かしらの後を金魚のフンのようにまとわりついていました。
お散歩も嫌がり、おかしいなぁと思っていたら・・・
シーズンでもないに茶色の分泌物がっ!

急いで病院に行くと、「子宮蓄膿症だと思うから、即手術しなければいけません!」
私達は唖然。放っておいたら命にかかわると聞いて足元がガクガク
「すぐ手術しましょう」ということだったのですが、
お水を飲んでしまったため、あくる日の手術となりました。

そして次の日、手術。
「終了しました」の連絡がないのでこちらからかけると、
「無事済んだのですが、メイちゃんの目覚めが少し悪かったので・・・」
やっと安心しました。

そして驚き、次の日には退院です。
痛そうながら喜んで出てきたメイを見て本当に良かった〜と思いました。

この時はまだ次の悲劇も知らずに・・・

そして簡単に病院の方に御礼をすませ帰宅。
車の乗り降りで「ひゃんっ!」と声を上げました。
「ガマン強いのによっぽど痛いのね」とこの時は思ったんです。
自宅でどれどれ傷口はどうかなぁ〜と見てみるとっ!
???縫い目が(ホッチキス状)2、3箇所取れてない???
病院に連絡すると「すぐ、来てください。」とのこと。
慌てて引き返しました。

先生に診てもらうと、
「麻酔は出来ないのでこの場で縫わなくてはなりません。」
Oh my dog! 麻酔なし!!
看護士さん3人と私と母が、
仰向けにされながら暴れるメイを抑え、3針ぐらい縫いました。
可哀想に・・・ごめん・・・それしか言葉がでませんでした。

なぜ、傷口が開いてしまったのか?
メイが眠れぬ夜に舐めてているうちに取ってしまったようなんです。

実は退院時にメイは夜中に包帯を食いちぎりとってしまったこと、
(こんな女の子は初めてでしたと笑われ・・・)
様子を見ようとした先生達に「ウーッ」と唸ったことを聞きました。
ある看護士さんがおトイレに出すのがやっとだったそうです。
もちろんご飯も拒否。

あぁ、病院出る時にチェックすれば良かったと悔やまれます。
(先生も対応に不備があったと謝ってくださいました)

そして、帰り。
傷を舐めてしまわないようにコレを付けて下さいと出されたのが、
エリザベスカラーの上をいくバケツカラー
病院のお手製だそうで半透明白バケツの底がくり貫かれて、
すっぽり頭からかぶり、首輪に付けられるようになっている代物です。
これを抜糸まで約3週間つけて生活してくださいとのこと。

     
               想像図                  実際の様子(想像以上の衝撃です。)

その姿に私達が笑ってしまうのはいうまでもありません。
家の中をバケツを被った犬が色んな所にぶつかりながら歩くものですから・・・
そしてバケツの密閉状態は顔を蒸らし、嫌な匂いをかもし出しました。
その後、お顔まわりの皮膚トラブルに悩まされるメイなのでした。



お花畑でのほほんとしているメイちゃん。
激痛体験を乗り越えて、一回り大人になりました。
穏やかないい表情をしていますね。

一見した限り、
お顔に皮膚トラブルがあるようには見えませんが、
完治後だったのでしょうか。
それとも、色白が難を隠しているのでしょうか。


これは、メイちゃん(ゴールデン・♀)のお姉ちゃん、
woofさんから頂いたお話です。

グレースが生前通っていた獣医さんによると、
犬は人間が感じる痛みの1/20位(うろ覚え・・・)しか
感じないと仰っていました。
犬が病院を怖がるのは、
痛みそのものよりも、体に何をされるのかわからないという
不安が恐怖心になるのだと・・・。
が、麻酔無しでお腹を縫われたら、
痛い痛くないどころの騒ぎではありません。
暴れるメイちゃんを抑えていたご家族の心の痛みも、
メイちゃんの痛みと等しかったのではないでしょうか。

しかし、もっと恐ろしいのは、誰にも気付かれずに
メイちゃんが針をこれ以上沢山外していたらと言うことです。
どんなことがあっても、
愛犬の内臓だけは見たくありません。
内臓を見ずに済んだのは不幸中の幸いでした。
そして、そんなグロテスクなイラストは描けなかったので、
イラストはバケツカラーでお茶を濁しました。
バケツをどんな用途で使おうとも、
バケツの中が臭いのは世の定めです。

by クルエラ



Alma先生ご乱心・・・の巻 by Apimama  2005/1/11

それは2004年のクリスマス当日。
夕方、べろんとソファに横になってたAAを確認後、2Fへ。
用事を済ませて数十分でリビングに戻った私をAlmaがやけに尻尾ふりふりで迎える。
Apiはすうすう寝息をたてて寝ている。
何かが起きたな????と、私の目に入ったのはソファの上にあったビニールの残骸。
それはそれは...もみじまんじゅうのビニールのパック!
よくある箱に入った本物ではなく、ちょっといんちき(?)なビニールに入ったものだ。
昨晩1つ食べて、「やっぱり味が違う。偽ものだあ。」とたまたまそこに置いたままだった。
でもきっちり封はしてあったし、Almaは絶対に届かないところに置いたはずなのに。
袋の中は・・・空っぽ。何もない。
ソファの下によだれだらけになった個々のパックが落ちている。
Almaは「全部食べた!おいしかった!」という顔で私に媚を売る。
全部で7つあったはずだ。8個入りで私が1つ食べ残りが7個。
Oh my dog! 全部食べたのかよっ



夜、仕事から戻ったApipapaに、「今日はAlmaが悪い子だった!もみじまんじゅう7つも食べちゃったんだよ!」と
言いつけたのに、Apipapaから返ってきた返答は、「えええっ?俺1つも食べてないじゃん!」だった。

違うだろー!!!

その日の夜は当然夕飯抜き!さすがにおなかいっぱいだったらしく、「よこせ!」と言ってはこなかった。
Almaは翌日下痢のゲの字もなく健康なぷーをしました、めでたしめでたし。

めでたくない...


あどけない顔でこちらを見上げるAlma先生。
恐らくもみじまんじゅうを完食した後も、
この写真と同じような表情をしたと思われます。
芸術家の純粋な目に騙されてはいけません。



Api君とAlma君のHP。
Apimamaの日記には、AAコンビの悪行の数々
日々更新されています。

これはApi君とAlma君のママ、Apimamaさんから頂いた
Alma君が起したもみじまんじゅう泥棒事件です

このコーナーでは書の大家としてお馴染みのAlma先生。
いまだ書の道を極めるべく日々研鑚を重ねているそうです。
芸術の道は終わりがなく険しいもの。
芸術家にはエキセントリックな方が多いとも言われますが、
その例に漏れず、Alma先生にもそんな一面があるようです。

事件当日、Alma先生はこの他にも2つの事件を起しました。
隣の家の庭に無断侵入したり、
かつおぶし小パックを盗み食いしたり…。
自暴自棄にすら思えるAlma先生のご乱心ぶり
この日は書の道で行き詰まることでもあったのでしょうか。
破滅型
芸術家に多い典型的な行動パターンです。

またAlma先生と兄貴分のApi君は、
悪戯大好きの犬として「Retriever」と言う雑誌に、
カラー見開きで紹介されたことがあります。
ふたりの悪戯によって少しずつ壊されて行くApi家。
破壊型
とも言えますな。

そして、この子にしてこの親あり。
Apipapa、もみじまんじゅう食べれなくて残念でした。

by クルエラ



ジージのプライド・・・の巻 by BeBopBaBa  2004/12/2

チャオ(チョコラブ・♂)初めての遠出で、ジージ(黄ラブ・♂・チャオより7歳年上)と一緒に、
ジージは何度か行ったことのある山中湖に行きました。
ジージは水の中を気が狂ったのではないかと思うほど、楽しそうに飛び跳ねまくるのです。
ところが心配性なのか、ほんとに小心者なのか、足のつかないところへは絶対行きません。
つまり私達はジージの泳ぐ姿は見たことが無かったのです。 

ジージは波打ち際をバシャバシャバシャバシャして、
こんな景色を初めて見て怯えてるかのようなチャオに、「楽しいからおいで!」って誘ってたし、
私達が枝を投げたりしたら、チャオしずしずと湖の中に足を踏み入れ、
最初はその枝で2匹で遊んでたのですが、ふっと枝が遠くに飛ばされてしまった時のこと!
チャオは例の無表情チックな顔で泳いで取りに行ったのです。
そこで、今思えば私達はとってもいけないことをしてしまったのですが、
泳ぐ姿に感動して、何度か枝を遠くに投げてチャオに取りに行かせるという行為をしてしまったら・・・
Oh my dog!



ジージ畔にあがってしまって、私達がいくら誘っても、もう絶対湖に入らない
しかも、「あ〜、水辺なんかつまんねぇ。」って顔して、視線すら避けてるんですよ〜。
ジージ沽券に関わることだったんだって、
ほんとに可哀想なことをしてしまったと思う反面、おかしくっておかしくって。
ほんとに愛すべきキャラクターのジージでした。
そして地味ながらも、違った味で超いとおしいキャラのチャオと、
2匹に会えた幸せをかみしめている自分なのでした。
チャンチャン。

P.S. その後、伊豆の海でジージやむなく一度泳いでしまったことがあります。
なんだ、泳げるんじゃない
でも、そのあとジージの目には隈ができてました・・・



↑手前黄ラブがラテン系情熱派の
ジージ君。
♀にはめっぽう優しいモテモテ男。
芸能人に多い常に前へ前へ
出て来るタイプです。
対してチョコラブのチャオ君は、
ヨーロッパ系クール派。
いつも控え目な永遠の2番手

これは、ジージ君とチャオのママ、
BeBopBaBaさんから頂いたお話です。
残念ながらジージ君は昨年の夏にお星様になってしまいましたが、
ジージ君の愛すべきキャラクターがよくわかる、
とっておきの思い出話を教えて下さいました。

いつもイタリア男のように軽い調子で♀に声をかけ、
世間の波をヒラヒラとかわしていたジージ君。
まさか泳ぐのが苦手とは知りませんでした。
ま、泳げないのは仕方ないにせよ、
それを皆に知られてしまったのが、ジージ君の大きな誤算でしたね。
犬にだってプライドはあるのです。

プライド・・・が生きていく上で、絶対に無くしてはならないもの。
が、として生きていく上では、時として邪魔になるものでもあり。

 by クルエラ

←その時の気持ちをジージ君が語ってくれました。
「まさか、あのいるんだかいないんだかわからない地味なチャオが、
初めて湖に来てスイスイ泳ぐなんて思いもしなかったんだよね。
だって最初は怯えてたんだよ。泳げないって思うのが当然でしょ。
だから余裕かまして水辺に誘ってあげたのに…。恥の上塗りだよ。
ったく、チャオの奴、兄貴を立てるってことを知らないんだから。
それもさ〜、ママ達が喜んじゃって何回も泳がせてさ。
それまでは、何でもジージが一番だって言ってたくせに・・・。ひどいよ。
その上僕が拗ねたって言って笑ってるんだよ〜。
犬にだってプライドがあるんだからね。プライドがっ!
もう水のあるところになんか絶対行かない!チャオ帰るぞっ!!
チャオ君が、カメラ目線で生前のジージ君について証言してくれました。
「兄貴はいつもこんな感じで、ウチにいる時はソファにヘソ天でした。
エラそうだと思いませんか?ですよね?
そりゃ兄貴は自分より7歳も年上でしたし、なんたって我が家の中心でしたから、
それなりに尊敬もしてたし、気も使ってました。
ええ、そりゃもう、絶対に兄貴より目立たないようにね。
でも、実力を隠しきれない時だってあるんです。
自分、やる時はやりますから。
それに今だから言える話ですが、兄貴ってああ見えて、
いつまでたっても子供みたいな奴だったんですよ。
手がかかってねぇ。ほんと疲れました。」



売り物に手を出すとは・・・の巻 by うさぽん  2004/10/25

PIXY(ピクシー)は3歳になって間もない頃、大好きなハンナ一家と旅行した。
「岩魚の塩焼きでも食べよう」と皆で食堂の前で荷物を降ろすと、
しばらくして立ち止まった人々が何故かこっちを見ている。
何事かと視線をたどると、Oh my dog!



私の足元でPIXYが、店先に干してあった「ニジマスの燻製」をガッツリ咥えている。
青ざめ、慌てて取り上げようとするが、一度咥えた物は絶対離さない。
餌で釣っても、おもちゃで釣っても効果なし。
皆であれこれ格闘の末、ようやく取り上げて顔を上げると、ギャラリーは20〜30人に増えていた。
観光バス一台分の集団じゃないか!
取り上げた瞬間、何故か拍手が起こり、
中には「食べれなくて残念だったねぇ」なんてPIXYに話しかける人までいる。
拍手され自慢気にしっぽを振る、お気楽PIXY

お店の人に代金を持って謝りに行くと、
「良いよ、良いよ、こんなにお客さん呼んでくれたんだから」と許してくれて、一安心。
そそくさと岩魚を食べて、さっさと店を後にしたのは言うまでもない・・・


ニジマスの燻製泥棒、PIXYちゃんです。

「今までさんざん盗み食いをして来ましたが、
売り物に手を出したのはこれが初めてです。
本当です。
いや、ほんの出来心で・・・。
もう2度としませんから、
警察だけは勘弁して下さい。」
と、表面的には謝っているように見えますが、
内心は、「得しちゃった♪」と反省の色なし。
クルエラは誤魔化されません。
目を見ればわかります。
口さがない人は万引き犬と陰口を言いますが
あくまでもPIXY妖精と言う意味です。


うさんぽんさんが10月8日、
PIXYちゃん4歳のお誕生日に立ち上げた
愛が溢れるほのぼのサイト。
驚異のPIXY伝説をもっと知りたい人は、
unbelievable」のコーナーへgo!
 
これは、PIXYちゃん(ゴールデン・♀)のママ、
うさぽんさんから頂いたお話です。
と言いますか、PIXYちゃんのHPの中のコーナー
unbelievable!!驚異のPIXY伝説」にあったお話です。

先日、うさぽんさんからご丁寧なメールを頂き、
PIXYちゃんの面白コーナーを作ったら、
Oh my dog!」に似てしまったので、
ご確認下さいと言われました。
それは確かに似ていました。なぜ似ているか?
それは、グレースとPIXYちゃんの行動が似ているからです。
どことなく顔まで似ているような気さえします。

そしてそのコーナーで、「グレースを超えた!」と
クルエラを唸らせ、爆笑させたのがこのニジマス燻製事件です。
さすがのグレースも、売り物に手を出した事はありません。
泥棒犬と呼ばれるのは我慢できても、
万引き犬と呼ばれるのは耐えられなかったのでしょう。
結局は、どちらも罪名「窃盗」なのに。

また、PIXYちゃんはこの事件で多くの人の注目を浴び、
スポットライトを浴びました。
舞台人は一度拍手の味を覚えたら、
その快感にもう舞台を降りられなくなると言います。
PIXYちゃんも拍手の味を占めて、
また罪を繰り返す事がなければよいのですが。
今回は被害者が心の広い方だったからよかったものの、
世の中そう甘くはありません。
次は警察に突き出されないとも限りませんよ。
窃盗で前科1犯」だけは避けたいものですな。

 by クルエラ



エコロジーなバブルガムドッグ・・・の巻 by わんこ姫  2004/10/18

うちのおまぬけハリー(来月で3歳)・・・またやらかしてくれました(−−;
テーブルに置いたさんまの塩焼き(尾頭付?)丸ごと一気食いの罪も償わぬうちに、
駄菓子屋に売っているような「マルカワのフーセンガム」ってわかります?
(小さな四角い箱に丸いガムが四粒入ってるヤツ)を食っちまったのです。
それも30箱入りの徳用袋!!!4×30で120粒(@@)

その日、生協で届いたばかりのガムの外袋がキッチンの床に落ちていました。
一瞬いやな予感がしたけど、まっまさかね(^^;だってさっき置いたばかりだし。
部屋中見回しても噛み砕いた箱のかけらもないわ!
きっと子供が開けて自分の部屋にでも持って行ったのよ!お願いそうだと言って!ところが・・・
「お母さん、ガムどこにしまったの?」って言うじゃなぁ〜い。(波田陽区か!)

Oh my dog! 予感的中(><)」

だって!だって!ほんの数分の間だよ!
小さいとはいえ箱に入ってるし、箱はフィルムで包んであるし、
30個!30個もあったんだよ!部屋にはゴミのかけらもないんだよ!完食かよ〜!(T0T)
早速妹にメールしたら、
「おならしたらおしりからフーセン膨らむんじゃない?」って言うじゃなぁ〜い。(しつこい?(^^;
でも一瞬、納得?期待?せめてそれぐらいの芸当やって罪滅ぼししろ!みたいな・・・
普通なら心配するとこでしょうが、ヤツの数々の前科が神業的な排泄能力を実証しているからねぇ・・・

案の定、翌日のウ○コにほどよくまとまったガムが(グレープとオレンジの香り?)
二日目にはのかたまり、三日目にはフィルムのかたまりと、
それは見事に分別?されて出てきました。
残念ながらケツフーセンは見れなかったけど、「私もちゃんとゴミの分別しなくっちゃ!」と、
身をもってエコロジーを訴えたヤツに妙に感心してしまった母なのでした。


前回と同じ写真を使い回しされたハリー君。
いつまでたっても彼の全貌が見えてきません。
ある意味謎のと言えるでしょう。



(ギター侍風に)
ハリー君、
「フーセンガムを箱ごと完食したけど、
環境に配慮して、ガム・紙・フィルムと
綺麗に分別して出しました。」
って言うじゃなぁ〜い。
でもアンタ、
ガムと紙は分別しなくて大丈夫ですから
フィルムだけがプラですから
残念「分別しすぎ」斬り!!


※イラストはあくまで私の想像です。
実際のわんこ姫さんはもっと不細工です。
…と書くようにと、謙虚で奥ゆかしい
わんこ姫さんから言われましたが、
実際のところは全くもって不明です。
 
これは、昨年このコーナーに登場済みの
ハリー(ゴールデン・♂)のママ、
わんこ姫さんから、またまた頂いたお話です。

微かな食物の匂い(この場合はグレープやオレンジの香り、
それも恐らく人工的に作られた香りでしょう。)から、
そこに食えるだろう物があるのを察知し、
それが幾重にも包装されているにも関わらず、
果敢にチャレンジしたハリー
そして全てを腹の中へ。
果たしてそれはそこまでして食べたい物だったのでしょうか
たかがフーセンガムです。
貪欲すぎる・・・。その欲望の深さ、業の深さに、
クルエラはかつてのグレースの姿を重ねてしまいました。

半年ほど前になるでしょうか。ちょっとの時間
車にグレースをひとり置いて留守番をさせていました。
車に戻ると、車の中に漂う強烈な味噌の臭い
見れば車のあちこちに味噌が飛び散り、
グレースも味噌臭い犬に・・・。
なんと、グレースが買い物をして置いてあった袋の中から、
青唐辛子の味噌漬」を盗み食いしていたのです。
道理でグレースの呼吸がいつにも増して荒かった・・・。
ビニールの袋に一分の隙もない真空パック状態だったので、
まさかそれを食べるとは思いもよりませんでした。
涙を流しながら、火を吹く辛さの青唐辛子を完食したグレース。
何もそこまでして食わなくとも・・・と思ったものです。

クルエラにはふたりとも骨折り損のくたびれ儲けとしか思えません。
盗み食いをするのであれば、そのリスクに見合う食べ物を
珍しくもクルエラからの心優しいアドバイスです。

 by クルエラ



やっぱりタダでは済まなかった・・・の巻 by スケ母  2004/1/10

それは、明日から正月休も明け、いよいよ会社も始まろうかという1月4日のことでございます。
健康だけどあまり健康でない MY DOG のスケロクと休みの間、ずーっとラブラブで
スケちゃんっ!こんなにべたべたできるのも今宵限り。明日からはまた、離れ離れになっちゃうのよ」
なあーんてふざけて遊び呆けていたのです。
そこへ、
「○○ちゃ〜ん!ごはんよぉ〜!!」
という階下からの母の呼び声。
「よし!ゴハンだってさ、めしめし!めしだー!」
と喜び勇んで二人(私とスケロク)はでででと階下に向かってゆきました。

「ごはんの真っ最中だからね」
スケにリードを着け、階段の踊り場ではその都度ストップするという念の入れよう。
自分でも「こいつに引っ張られたら、タダでは済むまいと思っていたので、
気を付けて気を付けて降りていったのです。
用心に越した事はないからね。

そして、最後の一段を降りたと思った、その瞬間!
くるりと宙を飛び、私の体はしたたかに打ち付けられていたのでした。
それも、最後の一段に思い切り腰を打ちつけて。
まさに、強打!!


その時のことはよく覚えていません。
ただ、声にならない声で「おかぁ〜さ、んん…」と呼び続けて、幾分か…。
あまりに降りてこないので、もう一度呼びに来た母によって発見されるまで、
私はずっと動けず階段にへばり付いておりました。
それはあたかも断崖にへばりついた、干からびた昆布のように…。
だってさ、動くと痛いんだろうな、とか考えちゃって怖くて動けなかったんだもん。

そして…。
その後も私とスケロクの蜜月が続いたことは言うまでもありません。


ママを干からびた昆布状態にしたくせに、
自ら干からびた昆布のポーズをとり
おどけた表情のスケロク君。
何ともふざけた野郎です。

ですが、こんなにのほほんとした顔をされたんじゃ、
多少身体が痛んでも干からびても、
しょうがないっちゃ〜しょうがないよね。
とタモリ風にあっさりあきらめてしまいそうです。
スケロク君、何ともお得な野郎です。

大体、でででと階段を降りるのは、いかがなものか。
ま、何だかんだ言っても、
やっぱりタダでは済みませんでしたな。


デカイ犬と暮らしている方々は、
どんなに細心の注意を払っていても、
引きずられたり、引き倒されたり、
殴られたり、蹴られたり、踏み潰されたりと言った、
痛い経験をお持ちのことと思います。
四六時中、身体のどこかに痣があると言っても
過言ではありませんね。

それはまるで夫のドメスティック・バイオレンスに悩む
悲しい人妻のようです。
暴力を振るう夫というのは、その後打って変わって優しくなり、
最上級の甘い言葉で許しを乞うのだそうです。
そして妻はまたそこにかすかな希望を見出して、
ズルズルと関係を続けてしまう・・・。

私達の場合、ましてや相手は愛しい愛しいwankoです。
耳元で甘い言葉を囁かなくても、
反省の色無くヘソ天で寝ていても、
その無邪気な姿を見ているだけで、
与えられた痛みも忘れ、
全てを許してしまうのが犬飼いの悲しい性
スケ母さんも、もちろん例外ではないようです。
はい、クルエラも。

by クルエラ