大きくてまん丸お目々に
じっと見つめられると、
ちと照れますな。
リラックスして横たわる
ちゃんちゃんですが、
ちゃんちゃん-ぐるみは
心底リラックスしていない
様子が見て取れます。
|
「お散歩が大好きで、小さいのに1時間歩いても
もっと!という子でした。
そんなタフな子だったのに、心臓弁膜症で
たった9才で空へかけていきました。
わからないものですね。」
ちゃんちゃんちゃんのママさんからのメールです。
(さすがにくど過ぎるので以下敬称略)
たまたま手元にあったトリミングの遺髪で、
ぜひちゃんちゃん-ぐるみをとのご依頼でしたが、
いかんせん毛が短すぎたので、
羊毛を混紡することで、対応することにしました。
ママさんは、本当でしたらちゃんちゃん毛100%の
ちゃんちゃん-ぐるみが欲しかったでしょうに、
こんなメールを下さいました。
「ちゃんちゃんは今年羊年に亡くなりました。
なので、羊さんと一緒になるのも
いいかもしれません。
寒い冬の間、家の中でも心臓に負担が大きく
咳がひどくてかわいそうでしたので、
暖かいウールのセーターを着たちゃんちゃんを
抱きしめたいと思います。」
ちゃんちゃんを想うママさんの優しい気持ちが
クルエラの心に沁み渡りました・・・。
人はなぜ犬を想う時こんなに優しい気持ちに
なれるのでしょう・・・。
それは犬がこの世で一番優しい生き物だから・・・。
きっとそうに違いありません。
「もうなんと言ったらいいのか・・・
感無量というしか言葉が見つかりません。
あの短いバラバラの毛を、
こんなにしっかりと編み上げて頂いて。
どこから眺めても感心しきりです。
包みから取り出した瞬間、
やはり涙があふれてしまいました。」
ママのちゃんちゃんへの想いが形になったのです。
ちゃんちゃんも天国できっと
ママにまた抱きしめてもらえることを
喜んでいるに違いありません・・・。 |
見上げているその先には、
ママの優しい笑顔が
あるのでしょうか・・・。
仰向けになってぬいぐるみを
咥えるちゃんちゃん。
無邪気な姿にデレデレです。
が、ちゃんちゃん-ぐるみは
仰向けになっても硬直ぎみ。
|