また抱きしめてね・・・ちゃんちゃん-ぐるみ!! 2003/11/18


ちゃんちゃんちゃんは、1993.10.14生-2003.3.25没。
珍しいブラック&ホワイトのシーズー。
おでこの白がチャームポイントの、とても愛らしい女の子でした。
←羊毛を混紡して毛30g弱で高さ12cmのお座りポーズ。
 耳と顔の前面だけちゃんちゃん毛100%です。
 小さいけれどママの想いが一杯詰まっています。


大きくてまん丸お目々に
じっと見つめられると、
ちと照れますな。




リラックスして横たわる
ちゃんちゃんですが、
ちゃんちゃん-ぐるみ
心底リラックスしていない
様子が見て取れます。
「お散歩が大好きで、小さいのに1時間歩いても
もっと!という子でした。
そんなタフな子だったのに、心臓弁膜症で
たった9才で空へかけていきました。
わからないものですね。」

ちゃんちゃんちゃんのママさんからのメールです。
(さすがにくど過ぎるので以下敬称略)
たまたま手元にあったトリミングの遺髪で、
ぜひちゃんちゃん-ぐるみをとのご依頼でしたが、
いかんせん毛が短すぎたので、
羊毛を混紡することで、対応することにしました。
ママさんは、本当でしたらちゃんちゃん毛100%の
ちゃんちゃん-ぐるみが欲しかったでしょうに、
こんなメールを下さいました。

ちゃんちゃんは今年羊年に亡くなりました。
なので、羊さんと一緒になるのも
いいかもしれません。
寒い冬の間、家の中でも心臓に負担が大きく
咳がひどくてかわいそうでしたので、
暖かいウールのセーターを着たちゃんちゃん
抱きしめたいと思います。」

ちゃんちゃんを想うママさんの優しい気持ちが
クルエラの心に沁み渡りました・・・。
人はなぜ犬を想う時こんなに優しい気持ちに
なれるのでしょう・・・。
それは犬がこの世で一番優しい生き物だから・・・。
きっとそうに違いありません。


「もうなんと言ったらいいのか・・・
感無量というしか言葉が見つかりません。
あの短いバラバラの毛を、
こんなにしっかりと編み上げて頂いて。
どこから眺めても感心しきりです。
包みから取り出した瞬間、
やはり涙があふれてしまいました。」

ママのちゃんちゃんへの想いが形になったのです。
ちゃんちゃんも天国できっと
ママにまた抱きしめてもらえることを
喜んでいるに違いありません・・・。

見上げているその先には、
ママの優しい笑顔が
あるのでしょうか・・・。




仰向けになってぬいぐるみを
咥えるちゃんちゃん
無邪気な姿にデレデレです。
が、ちゃんちゃん-ぐるみ
仰向けになっても硬直ぎみ。



シックで素敵な毛玉ちゃんルン-ぐるみ!! 2003/10/6


ルン君は2000.1.17生まれのラサ・アプソ
例に漏れず毛はたっぷり。
いつもちょんまげです。

ルン-ぐるみは、毛約80gで高さ18cmのお座りポーズ
白い部分には羊毛を使いました。


足先ちょっぴり白なのが、
ママの大のお気に入り。
マニキュアをしているみたい!


尻尾の先も白いと思ったら
大間違い。
残念でした。白くないもんね〜。
ルン君は茶色がかったような
グレーがかったような、
何とも言えずシックでこっくりとした黒の毛色。
そのやわやわでたっぷりの毛ときたら!
毛を紡ぎながら、きっとご本犬は、
素敵な毛玉ちゃん
と言った感じなのだろうと想像しました。
胸と足先の白いさし色がとても効いていて、
ルン君のチャームポイントになっています。


ルンにも見せたら早速クンクン。
汚れちゃいかんので早々にピアノの上に
避難させたら
「よこせ」とワンワン。
無視してたら
「ねぇ、ちょうだいってばー」
のクゥ〜ンに声色が変化した。笑
とのメールが。
脅しから泣き落としとは、なかなかのテクニック。
♀泣かせのプレーボーイと見ました。

 「画面上部に写っている
おもちゃで散々暴れ、
精根尽き果て昇天寸前
のドッキリ画像」
とはママさんの弁。


昇天後のルン-ぐるみ
天使の微笑み。



レッドコートは王者の風格-ぐるみ!! 2003/9/4


君はシーズーのチャンピョン犬。
素晴らしいレッドのコートに白いお髭がチャームポイントです。
お家には全部で12頭のシーズーがいるんですって!
-ぐるみは、毛約60gで座高15cm・身長23cm
 白い部分は羊毛を使いました。


王者の風格の中にも
つぶらな瞳の君。
蛍光グリーンのリボンが
トレードマークです。


チャンピョン犬とは言え、
ボールで遊んでいる姿は
やんちゃ坊主そのものです。
君のママからご注文のメールを頂きました。
「今はペットカットにしていますが、
昨年までフルコートにしていました。
何年も一日も休まず手入れを重ねてきた
カットダウンした毛を捨てることが出来ず
大切に取って置いた・・・」のですって。

さすがチャンピョン犬。
美は1日にしてならずということを
今さらながら犬に教えられたクルエラ。
が、すでにしっかり手遅れなのは淋しい限りです。

君は素晴らしいレッドのコートに、
これまた立派な白いお髭をお持ちです。
出来あがった-ぐるみも、
まるで赤いガウンを羽織った王様のようにゴージャス!
誰が見てもチャンピョン犬だとわかる出来映えです。
そして、つぶらな瞳とグリーンのリボンも忘れずに。
キモはしっかり押さえないとね。

-ぐるみの写メールを見たお友達にも大好評で、
お友達も抜け毛収集を始めたそうです。
今時は写メールですぐに情報を送れる時代。
-ぐるみもまるで芸能人扱いです。
これからはwan-ぐるみの中に、
プライベートなので、写メールはやめて下さい!
という声を仕込まなければいけませんかね。
これまた人気商売の辛いところです。

お口を開けるとたちまち
あどけない表情に。

首の後ろと尻尾の先にも
白い毛あり。



ラサ・アプソ界のアダムスファミリーボンボン-ぐるみファミリー!! 2003/2/17


ファミリーでお揃い
向かって左からママのトントン、パパのロッコ
奥が姉娘のクララで、右端が弟ボンボン。たぶん。
手前にwan-ぐるみが無造作に転がっている。
いくらでも毛がとれる一家ならでは。
みんな100g程度で製作しました。
ボンボンクララはお座りポーズ。
ロッコトントンは伏せポーズです。

向かって左から
ロッコボンボンクララトントン-ぐるみ。
こうして見るとつくづく毛深いwankoです。

ボンボンファミリーは、「動物奇想天外」にも出たことのある、
日本では有名な毛深いwanko一家。
ラサ・アプソ界のアダムスファミリーと呼ばれているそうです。
そう言われれば、彼等の風貌にはどこか現実の犬とは思えない、
浮き世離れした感がありますな。

Oh my dog!のコーナーにもボンボン一家のエピソードがあります。

ピンクのリボンをつけたクララは、
こましゃくれたクリスティーナ・リッチ。
小悪魔的魅力で将来に期待。
となると、ボンボン
あのデブチンの息子か?
それはあまりにも可哀想過ぎる。
ヒゲの生えた赤ちゃんの方と言うことで。

パパのロッコ。別名フェロモン尊師。
ラウル・ジュリアのように、
セクシー&ダンディー

母性の象徴、トントン
アンジェリカ・ヒューストンのような、
大物感と気品あり

ボンボンママは、ドッグ クラブ ラサアプソ ジャパン
機関紙を発行なさっています。
その最新号が最近発行されました。
飼っている犬種より、個体としての個性が重要
というポリシーで、ボンボンママが原稿を書いていらっしゃるので、
犬種に関わらず興味深い記事が一杯です。
トントン・マンマ・ミーア」も好評連載中ですが、
今回「たそがれセンベエ」って記事もあるらしい。どんな話だろ。
また最新号には、クルエラとボンボン君の掛け合いで、
今日の料理風wan-ぐるみの作り方の記事が。面白いよ〜ん。

機関紙を読んでみたい方はこちらからどうぞ↓。

一家がwan-ぐるみに群がる衝撃画像




ママ、早く元気になってねコルル!! 2002/9/30


毛約35gで高さ約11cmです。

ルルちゃんはラサ・アプソの女の子。
このページ↓にあるロンロンちゃんとは、
ご実家が一緒の親戚です。


生家であるボンボン家で、コルルと。



ボンボン君はコルルが気になり、
頭のテッペンしか写らず。
ルルちゃんは、パパとママと暮らしていますが、
コルルを製作していた時期は、ルルママがご病気で入院中でした。
そこで、一時ルルちゃんを預かっていたボンボンママが、
ルルちゃんに会えなくて淋しがっているルルママのために、
コルルを作って差し上げることを思いついたのです。
入院していると、wankoに会えないのが何より辛いですものね。

病院でコルルとご対面したルルママは、
早く実物に会いたいと思われたのか、
早々に退院が決まったそうです。
よかったよかった。
これも一種のwanko-amiパワーと申し上げてよいでしょうな。

  
       毛ボーボー。                 乱れ髪。                ママ早く帰って来てね。




甘え上手な女の子コロン-ぐるみ!! 2002/7/21

シーズーコロンちゃんの抜け毛で作りました。
毛約40gで高さ約12cmです。


お髭の右側が茶色です。

コロンちゃんは、ママと一緒に
ドッグカフェ巡りをするのが大好き!
甘え上手な優しい女の子です。



コロンちゃんのHPはこちら

コロングッズのコーナーにコロン-ぐるみへの
熱い思いが語られてるよ。


お座りしてます。


瓜ふたつ。
コロンママから去年の12月にメールを頂いてから、
ここにUPするまで、はや7ヶ月。長かった〜。
一度5月に抜け毛を送って頂きましたが、
色分けしていなかったので全体的にグレーがかっていました。
やはり顔と胸は白くしたいということで、
追加で白い毛だけを送って頂き、今月あらためて製作に入りました。

最初に送って頂いた毛は、多少フェルト化していたので、
ちょっとポコポコした毛糸になりましたが、
白い毛はフワフワだったので、毛糸もフワフワ、
ついでに胸の飾り毛もフワフワです。
コロンちゃんのアップの写真を拝見すると、
お髭の右側が左側より茶色になっています。
それじゃ〜、コロン-ぐるみもそうしなくちゃ。
クルエラ、職人の心意気です。
舌をチョロッと出して、コロンママから頂いていたリボンを付ければ、
あ〜ら不思議。目の前にコロンちゃんのクローン犬が。
クルエラもビックリの瓜ふたつだ〜!


コロンママから到着のメールが。

ドキドキしながら箱を、あけると
(((( *≧∇)ノノノキャーッ♪ 素敵〜〜なんて可愛いの〜♪
念願のpretty prettyコロンぐるみが、
こんにちは、って出てきました。\(@^〇^@)/☆

実は、クルエラさんにお話していませんでしたが、
コロンは3年前 「副腎皮質機能亢進症」という、
ホルモンのバランスが崩れて、胴体の両サイドの被毛が
抜けてしまう病気にかかりました。
その時は辛い思いもありましたが、
今は回復に向かい、無事にコロンぐるみが完成したことを、
幸せに思うのと、沢山の方々への感謝の気持ちで一杯です。

そうだったんですか・・・。
現在の美しいフルコートの姿からは想像もつきませんでした。
厄介な病気を乗り越えて、コロン-ぐるみを手にした、
コロンママの喜びもひとしおだったでしょうね。
大願成就に一役かったクルエラ
またまた顔に似合わず、人の役に立ってしまったようです。




チベット生まれのレゲエなwankoコロンロン!! 2002/5/29

ロンロンちゃんはチベット生まれの神聖な犬ラサ・アプソ
ラサ・アプソはチベット語で「毛深い鳴き犬」の意味ですって。



毛約70gで座高15cm・身長約23cmです。

ロンロンちゃんはお利口で、とっても甘えん坊。
チベット生まれだけど、
見た目はレゲエな女の子です。


コロンロンロンロンちゃんと同じように
リボンを付けてもらっています。ぷぷ。


全身毛深く。


背中は一部茶色。


つぶらな瞳。
ある日のこと。
TV(どうぶつ奇想天外)でラサ・アプソのことを放映していて、
「チベットの高い山で暮らしている犬だから、とっても毛深い。」
と飼い主さんがおっしゃっているのを聞き、
「あ〜、wan-ぐるみ作りたいっ!」と、
職人魂をめらめらと燃やしていたクルエラが、
その翌々日、1通のメールを受け取りました。

ロンロンちゃんのママからのオーダーです。
なんとロンロンちゃんはTVに映ったお家出身のwanko
こんなに早く夢が現実になるなんて!
なんと強運な女!クルエラ!!

ですが、送って頂いた抜け毛はかなりフェルト化していて、
まるで大きな繭玉のようになっていました。
もしかして、毛糸にするのは無理かも・・・。
一度はあきらめかけたクルエラでしたが、
小学生の頃から通信簿で根気強さだけは誉められたクルエラ。
一部は完璧に固まっていて無理でしたが、なんとかほぐしました。

    

ほぐした毛を、次はシルバーと茶色に色分けしました。
ラサ・アプソはシーズーやペキニーズのもととなったwanko
でも毛質はシーズーよりちょっと固めという感じです。

頂いた写真を見ながら、編み始めましたが、
かなり毛足の長いロンロンちゃん。
そのレゲエな感じを出すのに、かなり苦心しました。

苦労の末出来あがったコロンロン
今までのwan-ぐるみとはまた一味違い、とってもスウィーティー
なんて愛い奴じゃ〜!(ういやつと読みます。念のため。)


そしてロンロンちゃんのママからこんなメールが。

そして私は決めました。
私がこの世を去る時は、
棺桶の中にロンロンぐるみを入れてもらうのだ」と。。。。


あぅ!何てナイスなアイデア!!
さすがのクルエラもそこまでは考えつきませんでした。
wankoが亡くなった時の形見になるとしか、
考えていなかったのです。
これはズバリ逆転の発想
もちろんクルエラも絶対そうします!!
なぜそれに今まで気付かなかったんだろう・・・。
それもこれもロンロンちゃんのママの深い愛情の賜物ですね。

皆さんも生きてるうちに、身内に言い残しておきましょう。
身内が信頼できない場合は、
しっかり遺言状に書いておきましょうね。