テト坊のHPへGo!↑
今のおうちに引っ越す前のコトですが、 坊のお散歩は深夜なので、他のwankoに出会うチャンスが非常に少なく、 お友達といえば柴犬のランちゃんくらいしかいませんでした。 wanko同士で遊ぶ経験も数えるほど。ひどい飼い主です(汗)。 その日は近所に住んでいるグミちゃん(Gレトリバー・♀)が、坊のうわさを聞きつけ、 おうちの玄関まで遊びに来てくれました。 「テ〜ト君!」グミちゃんママに呼ばれ、いざ御対〜面! 彼にとっては初めて遭遇する同じ犬種の、しかもピチピチの女の子。 坊の興奮状態はMAXで、動きが早い早い。 あっち嗅ぎこっち嗅ぎ。もうグミちゃんに夢中です。 そして時折、「ママ、どうしよ。めっちゃ嬉しいねんけど。」という顔であたしを振り向き、 尻尾フリフリで、その姿はまるでポチたまの「まさお君」状態。 勢い余って振り向いた瞬間、玄関の柱に鼻先を「ゴンッ!」とぶつけても、 気がついてないくらいのはしゃぎよう。 その姿をグミちゃんママに笑われ、マー坊恥ずかしさに身を小さくしつつも、 しばし飼い主同士で「やっぱり男の子は大きいわねぇ。」「女の子は大人しいですねぇ。」と、 お互いのwankoについて話に花を咲かせておりました。 ・・・・最初に異変に気づいたのはグミちゃんママでした。 「グミ?・・・血がっ!どうしたのっ?」 見るとベッピンさんのグミちゃんの額に点々と赤く血が付いるではありませんかっ! 「Oh my dog!!!!」 マー坊、一気に血の気が引き、毛穴が開きました。(もしかしてテトが噛んだのっ???) 緊迫した空気の中、テトを引き離し、ダッシュでタオルを取りに行き、 「グミちゃん、だいじょうぶ?だいじょうぶ?」とうわごとのように繰り返しながら、 グミちゃんの顔を拭いて傷を捜すマー坊。 頭の中は(どうしよう・・・他人様のwankoに怪我させちゃったの?どうしよう・・・)とグルグルです。 しかし、探しても探してもそれらしき傷跡がない?Why? 「・・・まさか・・・」 おそるおそる、坊を振り返ると・・・ 「エヘ〜」と笑う坊の鼻から血がつーっと垂れているではありませんかっ! すべてを理解した瞬間、マー坊腰抜けました。 柱に激突した衝撃なのでしょうが、このシュチューション(?)ではまるで 興奮し過ぎで鼻血ブーになったみたいじゃん! グミちゃんママも「あら〜テト君だいじょうぶ〜?」と言いながらも困惑した表情。 (オマエはエロ本を初めて見た、青い高校生男子かよっ!)と ココロの中で突っ込みながら、あまりの恥ずかしさに、 グミちゃんとグミちゃんママに平謝りして、早々に坊を退散させました。 ・・・・それ以来、グミちゃんがおうちに遊びに来るコトは2度とありませんでした、マル。 あまりにタイムリーな鼻血は笑いを取るどころか、引いてしまうという話ですね(ホントかよ)。 幸い坊の鼻血はすぐに止まり、心配ありませんでしたが、 今度からは「他のwankoと対面する時は広い場所で」とココロに誓ったマー坊でした。
それはまだ、坊が5歳になったばかりの頃のお話しでございます。 私たちの寝室は階段の突き当たりで、入り口が襖の開き戸になっており、廊下側からは押し開けるので、 坊は余裕で鼻先や前足を使い、私の為にドアを開け一番乗りで部屋に入ります。 ある日、どうしても坊を家で留守番させねばならない事情が出来、内心マー坊は 「ドアを押す事は出来るが引く事が出来ない坊は、大人しく部屋で寝ているだろう。」と 一人用事に出掛けました。 ええ、アパートにいた時も、一人で何度もおりこうさんでいましたから。 ・・・すぐ帰ってくるから、いい子で待っててね・・・ 小一時間後帰宅すると、先に帰っていた義父と坊が居間でまったりくつろいでおりました。 「あ、出してやってくれたん?ありがとう。」 「ん?わしが帰ってきたら、ここにおったよ」 「?・・・・・えっ?」 ・・・一体どうやって?・・・まさか・・・ 慌てて2Fに上がると、そこには・・・・ 襖戸にバックリと直径30cm程の穴が開き、寝室が見えるではありませんかっ! 淋しさに耐えかねた坊は、マー坊を追ってなんとしてもドアを開けようとしたのでしょう。 襖戸に前足でガリガリ喧嘩を売って、見事勝利したのです。 床に散らばる襖紙・・・マー坊は自分の浅はかさを恨みましたが後の祭り。 後ろから付いて来た坊を振り返って見ると、心なしか得意げにも見えます。 「おいら、えらい?」と言わんばかりにビュンビュン尻尾をふる姿に怒りをぶつける事も出来ず 無言で廊下と部屋の入り口を掃除いたしました。 今でも思い出すとせつない気持ちが甦ってまいります。 桟が折れていなかったのが不幸中の幸いでございました。 3年たった今でも、襖戸の両面にはビニール製のクロスが貼られています。 ちなみに表が花柄、裏が木目調でございます。 そしてあの日以来、坊が家で一人でお留守番する事は2度とございませんでした。 マー坊のお話しはこれで終わりでございます。
一日中、あたしにまとわりつき片時も離れようとしない忠犬テト坊。 その日も、あまりの寒さにストーブにあたって暖をとっていた あたしの足元で幸せそうに眠っておりました。 「おや。そろそろ灯油が切れそうだ」と、立ち上がったあたしを 「なぁに?ママ。どっか行くの?」と言わんげに見上げる坊。 パタパタパタパタ。 その筆先はストーブを直撃し、あたりに焦げクサイ臭いが。 「うわっ!」 火ダルマになっては大変!と、慌てて坊の尻を引き寄せ尻尾をみると 焦げた髪の毛みたいに毛先がクルクルに〜!!! 「あ〜!!やってもた!」 本犬はへっちゃらで裾の焦げた尻尾をフリフリ。 大事には至らなかったけんど、寿命縮んだね。 それから何度も毛は生え変わったけれど 焦げた部分の毛は、それ以上伸びるコトはなかった。 それ以来、ウチの暖房器具からストーブが消えた事は言うまでもない。
その日、テトは健康診断の血液検査も無事クリアし、 出掛ける用事があったあたしは、いつものように「いい子にしてたらいい事あるで〜。」と言い聞かせ、 テトを置いて出掛けた。 外出中、突然響く雷の轟音。しかも久々の割りにかなりデカイ! 「やばい・・・急いで帰らねば!」 用事を済ませ、帰ってみれば犬部屋が妙な静けさに包まれている。 「?」おかしいなぁ・・・平気な訳ないのに。 ドアを開けるとそこは「だけんずヤマト」を思わせる光景がっ! 強盗でも入ったかのような室内。カラーボックスが引き倒され、 あちこちには背板と思われるバラバラになった木片が散らばり、 棚に入っていたはずのものも床にばら撒かれている。 「遅かったか・・・。」 当のテトはハウス(コタツ枠)の布団に頭を突っ込み微動だにしない。 「・・・テト?」 彼の体がビクッとしたかと思うと、布団から飛び出し、 「ママが来たからだいじょうぶだよ。」と必死でなだめながら部屋を片付けていると、 敷布の上に黒い・・・象牙? 手に取って見ると・・・・爪?!爪じゃん、コレ!! 振り向いてドアを見ると、スプラッタ映画のような血筋が・・・・・。 うっわぁぁぁ〜!マジで?神様、カンベンしてくださ〜い! 非常事態を察知し、テトを捕まえて前足を見ると小指の爪のあった場所がピンク色になっている。 どうやらアルミ製のドアに喧嘩を売り、バリバリし続けたために生爪を剥いだらしい。 テトの薬箱は家に置いてあったので、仕方なくマキ○ンで傷口を洗う。 沁みる痛みで我に返ったのか、テトの様子が落ち着いてきた。 水を飲みながら前足で足踏みをしている。 (その様子があまりに可愛くて笑ってしまった、ママを許して) 獣医の時間外の番号にTELし状況を伝えたが、 「特に治療する事はないので、消毒して様子をみてください。」という返事。 そんなもんなの?コレって心配いらないってこと? 確かに彼は流血事件が多い。 やはり人間ですら生爪剥がしゃ〜痛いんだから、そりゃ痛いべな?と 帰宅してからイソジンで消毒した後、保護の方法を思案してみた。 しかし足の怪我というのはやっかいなモンで、歩いてるうちに取れてしまう。 ガーゼを巻いて輪ゴムで留めてみるが、あっさり外されてしまい×。 使い捨てマスクでカバーを作ってみた。コレは外れにくくて良かったが「床では滑る」というデメリットで×。 「くっつく包帯」というモノを巻いてみるが、やはり歩いてると取れてしまって×。 結局野ざらしとなった。 頼むから、勝てない相手に喧嘩を売るのはやめてくれ〜!とココロで叫ぶマー坊であった。 しかも、来週は花火だよ・・・あぁ・・・・ ちゃんちゃん。
いつもなら、あたしが起きるまで傍で寝ているテトが、妙にウロウロする気配で目が覚めた。 私たちが寝ている2Fの寝室には、雷対策で購入したはずが失敗し「トイレ化」したバリケンが置いてあんのさ。 テト坊はバリケンと出入口の扉を見比べ、なんだか困った顔をしてあたしを見る。 「ん?トイレかや?昨日実家までのドライブの途中で結構水分取ったしなぁ」と 扉を開けると・・・テト、1Fに置いてあるトイレシートにまっしぐら。 いつもならシートいっぱいのチッチに遭遇するはずが・・・その朝は 「?」 そこには「カスピ海ヨーグルト」のようなプルプルのウン○がっ! 「まずい!お腹壊しとるっ!・・・でも食欲あれば大丈夫なはず」 と、ドキドキしながらドライフードをやってみるが、食べない。 「うっそぉ〜!何か悪いモノ食ったっけか?」しかし、思い当たるフシがない。 さては、じぃじ、あたしが見てない隙にしこたま食わせたんか? 「お願い・・・食べて・・・」一縷の望みを抱き、茹でササミを手から与えてみる・・・食った! よし、ひとまず緊急ではなさそうだ。下痢止めを飲ませて、今日一日様子を見るべか。 表面張力でプルンプルンのウン○をなんとか掬い取り片付ける。ふぅ〜。 テト坊を『てん』に託し、とりあえずあたしは仕事に行った(鬼?) 帰宅し、テト坊のゴハンを「白飯+茹で野菜&茹でササミ」に切り替え、スプーンで一口ずつ与える・・・食べたぁ! 良かった、良かった。朝の苦労も報われるってモンね。やれやれ。 前にもお腹を壊した事があるから、介護プレイはお手の物よ♪うっふん。 ・・・しかし、事件はそれでは終わらなかった。 『てん』の着替えを取りに2Fへ上がった時、視界の隅にバリケンが映る。 でも、なんかいつもと違うぞ・・・?ん?茶色い・・・塊? Oh my dog! バリケンの中に「カスピ海ヨーグルト前」のウン○の塊を発見! しかも「どんぶり一杯」という表現があてはまるくらい膨大な量だっ! バリケンの入り口は布団から死角になっててさ、臭いがしなかったから、気が付かなかったのねぇ〜!!!! 我慢できずに粗相しちまったんだねぇ・・・今朝の「困った顔」が蘇る。 ごめんよ、気づいてやれなくて。
あ!動物園の象のウン○だ!・・・あたしってば、まるで「飼育係」ね・・・うふふ・・・ 手袋をしてトイレットペーパーでウン○を回収しながら、そんな事を考えていたわ。 んでもってテト坊、「腹巻の刑」確定となりました。 翌日はお休みだったんで、洗ったともさ!でっけぇバリケンをよ。 お・し・ま・い
スヤスヤと寝息をたてているテトを見つめ、幸せな晩酌タイムを過ごしていた私。 「そういえば最近、お尻見てないなぁ・・・」 いえいえ、決して変態ではありません。その理由は・・・ テトは毎回ウン○の度にトイレットペーパーでお尻を拭きます。 (でないと車のシートとかに付いちゃうからね) この習慣は前に実家で飼っていたwankoの頃から引き継がれている、ある種の「伝統行事」です。 ところが、油断していると尻尾の付け根の毛にウン○がこびりついて固まっている事があるため、 定例チェックが欠かせないのです。 寝ているテトをひっくり返し・・・尻尾を開くと恐れていた事態が発生していました。 状況をすばやく察知した私はウエットティッシュで彼の尻&尻尾の毛を「ゴシゴシゴシゴシ」 ところが・・・酒が入っていたせいもありその作業に没頭するあまり 「キレイになったぁ〜・・・アレ?」 可哀想に、擦られ過ぎた彼の尻尾の皮膚が赤くなっているではありませんか。 「ありゃ〜。オロ○インの出番だ。でも消毒した方がいいか・・・」と 患部にイソジンを塗ったのです。 ・・・事件はその直後に起こりました。 テトが「ビクッ!」としたかと思うと向けていた尻を翻し、私に向かって座りなおしたのです。んぺと。 そしてその尻の下には、「マイ枕」が・・・ Oh my dog!!!! すぐさまテトを立たせましたが、後の祭り。 枕カバーには乾ききらないイソジンの「茶色い菊型のスタンプ」が・・・ その後も文句言いたげに恨めしそうな上目遣いで私を見ているテト。 きっと沁みてとっても痛かったんだね。 彼はきっと心の中で「Oh my mom!」と叫んでいたに違いない。 すまん。以後気をつけますからそんな目で見ないでぇ〜!と詫びつつカバーを変えましたが 「仕返しかよっ!」と思ったのは言うまでもない。 ちゃんちゃん。
そんな日に留守番で淋しい思いをさせてしまったお詫びも手伝い、 「今日は好きなだけチューさせてあげよう」と広い心になった私。 普段でも軽く100回は超える「ベロチュー」を受け止めながら、 「おっ!嬉しそうやん。やっぱりママが好きなのねん♪」と喜んでいた。 しかし・・・カウントが200回を超える頃、肌に異変がっ! 「も〜いいでしょ!」と、まだ満足しきれていない様子のテトを引き剥がし、鏡を覗くと・・・ サービスし過ぎたわ〜と思いつつ、「ま、明日になればおさまるやろ・・・」と、そのまま眠りについた。 次の日の朝、痛みが引いていたので「あ〜良かった。」とホッとしたのも束の間。 洗面台の鏡には昨日の赤みが赤黒く変わり「カールおじさん」になったワタシがいた。 化粧でも隠しきれず、うっすらとヒゲ跡が残る顔で一日お仕事をするハメになった・・・・はぁ〜、やれやれ。 ま、ここまではよくある話。(なのか?) 次の日、「さすがに今日は戻ってるっしょ?」と鏡を覗くと・・・「は?」 なんと舐められすぎた肌がボロボロと白く剥けているではないかっ! 「カールおじさん」を超えて「カールおじいさん」になってるやん! テトのベロチューにはフルーツ酸より強い「ピーリング効果」もあったのね・・・
熱烈ベロチュー 当日 翌日 翌々日
その後しばらく「ベロチュー禁止令」が出たのはいうまでもない。 ちゃん、ちゃん。
wankoは3歳くらいの知能を持っていると言われているけれど、 テトはもっと何でもわかってるような気がする(親バカ?)。 出掛ける時に私が仕事の時だと、店に送って行ってもサッサと自分の部屋へ入り、 ところが同じ時間帯に送っていっても、 「今日は連れて行ってもいいかなぁ」と考える私の心の中をすっかり読まれている。 家にいる時も、「あ、そろそろ出掛けようかいな?」と、 「お腹空いたなぁ」と思うと寝ていても起きて、ワタシの目の前にお座りして、 頼んでもないのに「お手」ポーズまでする。 声や音に反応するのではなく「心のつぶやき」にとても敏感に反応するのだ。 wankoってみんなそうなの? 一番驚いたのは入院してる時に1週間も全然良くならなくて (面会に行っては泣き、家でも鬱状態だった) 獣医さんに「このままだと最悪の事態(死)も考えられます」と宣告された時、 一人ですごく考えて、「泣いててもアカン!最期は傍にいて看取ってやろう」と 退院を決めたのと同時刻(その時離れた場所にいたにも関わらず)に、 最悪の容態だったのが回復の兆しを見せ始めたと先生から聞いた事。 幸い、その後は順調に回復し、老犬(笑)ながらも元気でいる。 「偶然」といえばそれまでだけど私は今でも「奇跡」だと信じている。 一体どうしてなんだろう?なんか電波でも出てるのか? それとも心でつぶやいてるつもりで実は全部口に出してるのか?(笑) 聞いてみても「二ヤッ」と笑うだけで答えてはくれないのだけど。 (いつもは「えへっ」ってカンジで笑うのに、そういう時はホントに「ニヤリ」と笑うのだ) 「おめー絶対わかっとるやろ?」
TV、窓用エアコンなど入れ「犬部屋」と称した場所に一人でいます。 その部屋には窓があり、エアコンの換気用に30cmくらい窓を開けてあるのですが、 ここ3、4日、仕事(私は別な所で働いているので)の後で迎えに行くと、 主人が開け忘れたんだと思いましたが、聞いても不信顔をするばかり。 エアコンが壊れたらどーすんだぁよっ! ??? しかし・・・その理由が先日の花火大会の時に判明しました。 テトは雷・花火などの大きな音が大嫌いでパニックになるのですが、 先日の花火大会に「バキッ!ドン!」と音がするので、 そして腹を抱えて笑う主人の目の前、鼻先で「パシッ」と窓を閉めたのです。 「犯人はおめぇか・・・・」 帰ってから聞いたものの叱る事も出来ず、花火大会シーズンの今、 窓を閉められないよう、レール部分に角材が置かれました。 めでたし、めでたし。 また最近は雷も続いて、パニクって家具や押入れの狭い隙間やドア冷蔵庫の中に 彼の鼻のアタマは何度も擦りむけ、「ブッチャーのアタマ」状態になっています。 あうっ!
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